【2018年】ANASFC修行費用とルート公開/おかげで沖縄は第二の故郷

明けましておめでとうございます。
昨年(2018年)ANASFC修行解脱し、みごとプラチナ会員・SFCカード獲得することができました。

今回は、かかった費用と詳細なルート・スケジュールについてご案内します。
すでに解脱済みの方も、SFC修行検討されている方もなにかの参考になればと思いますので是非ご覧ください。

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 SFC修行とは?

SFCとは?

他の航空会社同様ANAにも会員種別が存在します。

SFCとは、スーパーフライヤーズカードのことで一定以上の搭乗実績をクリアしないと持つことのできないクレジットカードです。

毎年1月から12月の搭乗実績に応じて付与されるPP(プレミアムポイント)によって、「ブロンズ」→「プラチナ」→「ダイヤモンド」とステイタスが上がり、上級会員としてのサービスが受けれらます。

取得した翌々年3月末日までがこのステイタスの期限となりますが、「プラチナ」ステイタスを獲得すると申込できるクレジットカードがあります。

これがSFC(スーパーフライヤーズ)カードであり、年会費を払い続ける限り、「プラチナ」ステイタスとほぼ同等のサービスを受けることができます。

SFCのメリット

SFCカードで受けられるサービスは主に以下になります。

  • プレミアムメンバー専用サービスデスク
  • ラウンジのご利用
  • 座席クラスのアップグレード
  • プレミアムエコノミーへのご変更(2019年9月30日ご搭乗分をもって終了)
  • 国内線の先行予約
  • 国内線座席指定の優先
  • ご予約時の空席待ちの優先
  • 国内線特典航空券・いっしょにマイル割の先行予約
  • 国際線特典航空券・アップグレード特典の優先
  • 優先チェックインカウンター
  • 手荷物受け取りの優先
  • 手荷物許容量のご優待
  • 専用保安検査場のご利用
  • 優先搭乗のご案内
  • アップグレードポイント
  • フライトボーナスマイル
  • マイルからANA SKY コインへ特別倍率で交換
  • アップグレードポイントからANA SKY コインへの交換
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでのご優待
  • スーパーフライヤーズ会員オリジナルネームタグ
  • 会員限定手帳・カレンダーのプレゼント

個人的にSFC欲しいと思ったのはラウンジですね。
カードラウンジとは違う、ANAの選ばれた者だけが入れるあの重厚な扉の向こうで優雅にお酒を飲んでみたい!というのが大きかったです。

あとは、マイルがたまっても海外だとなかなか特典航空券が獲れないことも多いですが、特典航空券が獲りやすくなることや、座席のアップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場も魅力でした。

SFC会員の条件

SFCカード申込には「プラチナ」ステイタスになる必要がありますが、「プラチナ」は50,000PP(プレミアムポイント)獲得する必要があります。

  • ブロンズ(30,000PP)
  • プラチナ(50,000PP)
  • ダイヤモンド(100,000PP)

PP(プレミアムポイント)とは、マイルとは別に、予約クラス・運賃種別・路線倍率・搭乗ポイントなどに応じて付与されるポイントになります。

マイルを使って購入する特典航空券ではPPは入りませんので、有償航空券を購入する必要があります。

PP単価の良い「羽田ー那覇」のPPは以下となります。
(PP単価=購入金額÷獲得PP)

  • 旅割28(普通席):1,476PP
  • プレミアム旅割28:2,860PP

「羽田ー那覇」だけで50,000PP目指す場合、普通席なら33.8回(17往復)、プレミアムクラスでも17.4回(9往復)する必要があります。

PP単価は1PP=8円~10円程度で解脱するのが多い印象で、目安としてはトータル40万~50万程度になります。

費用だけではく、飛行機に乗りまくる時間の確保・有休取得なども難しいところです。
宿泊代を考えると日帰りで1日に2往復などするのも一般的であり、その過酷さから、SFC獲得のために飛行機に乗りまくることをSFC修行と呼ばれています。

私の修行費用と全ルート

こちらが私の50,000PP獲得までの道のりです。

日付 出発 到着 出発 到着 種別 料金 獲得マイル 獲得PP PP単価
1/11 羽田 那覇 11:20 14:20 プレミアム旅割28 24,990 1,537 2,860 8.74
1/12 那覇 羽田 15:20 17:40 プレミアム旅割28 24,990 1,537 2,860 8.74
1/29 羽田 那覇 10:35 13:30 プレミアム旅割28 24,990 1,537 2,860 8.74
1/30 那覇 羽田 17:00 19:10 プレミアム旅割28 24,990 1,537 2,860 8.74
2/8 羽田 那覇 14:40 17:35 旅割28 10,590 922 1,476 7.17
2/8 那覇 羽田 19:20 21:35 プレミアム旅割28 27,490 1,537 2,860 9.61
2/12 羽田 伊丹 11:00 12:10 特割1 15,990 262 820 19.50
2/14 伊丹 羽田 16:00 17:10 特割1 10,890 262 820 13.28
3/1 羽田 那覇 15:40 18:25 プレミアム旅割28 24,990 1,537 2,860 8.74
3/1 那覇 羽田 20:45 23:00 旅割28 10,990 922 1,476 7.45
3/10 羽田 伊丹 12:00 13:10 特割1 11,290 262 820 13.77
3/12 伊丹 羽田 14:00 15:10 特割1 14,690 262 820 17.91
4/18 羽田 那覇 14:35 17:20 旅割28 10,190 922 1,476 6.90
4/19 那覇 羽田 11:15 13:35 旅割28 10,190 922 1,476 6.90
4/19 羽田 那覇 15:45 18:25 旅割28 9,190 922 1,476 6.23
4/19 那覇 羽田 20:20 22:40 旅割28 10,190 922 1,476 6.90
6/7 羽田 伊丹 12:00 13:05 特割1 11,290 262 820 13.77
6/7 伊丹 羽田 16:00 17:10 特割1 10,890 262 820 13.28
7/9 羽田 那覇 15:45 18:15 旅割28 9,190 1,070 1,476 6.23
7/12 那覇 羽田 12:05 14:35 旅割28 11,190 1,070 1,476 7.58
8/20 羽田 那覇 15:45 18:15 旅割75 8,890 1,070 1,476 6.02
8/21 那覇 千歳 13:15 16:35 旅割75 10,000 1,518 2,095 4.77
8/23 千歳 羽田 19:30 21:05 旅割75 10,290 554 765 13.45
10/29 羽田 那覇 15:35 18:20 スーパーバリュー55 8,990 1,070 1,476 6.09
10/29 那覇 羽田 20:05 22:20 スーパーバリュー55 9,990 1,070 1,476 6.77
11/8 羽田 那覇 14:35 17:25 スーパーバリュー55 9,490 1,070 1,476 6.43
11/9 那覇 羽田 11:25 13:40 スーパーバリュー55 8,990 1,070 1,476 6.09
11/9 羽田 那覇 14:35 17:25 スーパーバリュー55 8,990 1,070 1,476 6.09
11/9 那覇 羽田 20:05 22:20 スーパーバリュー55 9,990 1,070 1,476 6.77
11/12 羽田 宮古 11:40 14:55 スーパーバリュー75 19,590 1,258 1,737 11.28
11/15 宮古 羽田 15:45 18:20 スーパーバリュー75 19,590 1,258 1,737 11.28
合計 434,000 30,544 50,554 8.58

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フライト数/総費用/獲得マイル/PP単価は?

表の通りですが、最終結果は以下の通りです。

総フライト数:31レグ(「羽田ー那覇ー千歳」の三角飛び1回実施のため奇数)

総費用:434,000円(1,000円のみクレカ払い。残りはSKYコイン)

PP単価:8.58(まずまずの結果)

獲得マイル:30,544マイル(あまり期待してませんでしたが結構獲得できました)

費用は1,000円以外はSKYコインからでまかなえました

434,000円は自分にとってはかなりの大金です。

すべて現金で支払う必要があったなら、SFC修行は行わなかったはずです。

PP(プレミアムポイント)を貯めるには有償航空券で購入する必要がありますが、マイルはSKYコインと呼ばれるANAの電子マネーに交換可能で、SKYコイン支払いでもPPは貯まります。

ポイントサイト活動によって、ある程度のマイルが貯まっていましたので、これをもとに解脱することができました。

ちなみに、下はSKYコイン交換の必要マイル数です。

ステータス・交換数によって倍率が変わります。

50,000マイル(80,000SKYコイン)の交換を4度行った時点でタイミングよくブロンズになれましたので、5回目の交換は1.7倍で85,000SKYコイン獲得できました。

交換月 支払マイル SKYコイン 交換倍率
1 2017年12月 50,000 80,000 1.6倍
2 2017年12月 50,000 80,000 1.6倍
3 2017年12月 50,000 80,000 1.6倍
4 2018年3月 50,000 80,000 1.6倍
5 2018年6月 50,000 85,000 1.7倍
6 2018年8月 20,000 28,000 1.4倍
270,000 433,000

最後のフライトで1,000円端数がでたためクレジットカード支払いになりました。
すべてSKYコインでまかなおうと思っていましたが、それ以上SKYコインに換えても期限が1年なのと今後は特典航空券利用が多いだろうということで、6回目の交換は2万マイルのみとしたため倍率も1.4倍になっています。

国内のみの修行/マリオットプラチナチャレンジ同時計画のため大阪行きが単価に影響

航空券の価格が1年先までは分からないのと、会社の有休も1,2か月以上先だと取得できるか未定なところもあり、あまり計画的には進められなかったと思います。

2018年1月の段階ではラウンジ利用・機内でも食事・お酒が楽しめ、ゆったりできるプレミアムクラスメインで行こうと思ってましたが、4月以降はプレミアムクラス高騰したり、すぐに予約が埋まる状況だったため普通席での修行となりました。

おのずとフライト数が増え、空港への交通費・ホテル代・食費などもかかりました。

行先としては、やはり単価のよい沖縄メインになりました。

マリオットプラチナチャレンジも同時進行していましたので、モクシー大阪本町・琵琶湖マリオット・コートヤード新大阪ステーション宿泊のため、「羽田ー伊丹」3往復しており、これがPP単価悪化の原因となっています。

ただ、これ以外に沖縄ではルネッサンス・オキナワ・リゾートやオキナワ マリオット リゾート&スパにも宿泊でき、単なるきつい修行ではなく、ホテルも楽しめたことには満足です。

1度ぐらいは海外も行きたかったなあ、という気持ちもちょっとありますが、札幌やずっと行きたかった宮古島も行けたので良しとします。

沖縄が第二の故郷になった!

1年間に31レグという一般の方には理解できないことをしましたが、色々な経験・ANAのステイタスが獲得でき大満足です。

もともと沖縄好きでしたが、この1年で沖縄は第二の故郷になりました。

これも私にとっての財産になりました。

SFC修行された方の中には、同じような感覚を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今後もしょっちゅう故郷に帰ります。

最後に

実際の負担は1,000円でしたが433,000円は大金です。

残りはSKYコインでまかなえており、その元となったマイルはポイントサイト活動によって獲得しています。

お金をかけずに、私もANAの上級会員になりたい、マイルを貯めたいという方は以下の記事などを参考にしてみてください。

マイルやSFCはあなたの旅をより優雅なものにしてくれます。

2019/7/12追記>

昨年SFC修行しましたが、2019年はまだ飛行機に乗ってません。

「はたして修行する必要あったのでしょうか?」

どうしようか迷っている方など、よければ参考にしてください。

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